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飴伸ばし機

 食品の加工機械を小平が紹介します。

 高級洋菓子で薄いウェハーの上にスライスアーモンドが飴でコーティング
 されているお菓子、と言ったらわかって頂けるでしょうか。
 そのお菓子を製造する前段階の作業補助を行う機械です。


 ■どんなテーマ?
 名称は「飴伸ばし機」です。
 紙のサイズB3くらいの大きさで深さ約2センチの木枠に、スライス
 アーモンドが混ぜられた飴を入れて整形する装置です。

 装置を納入する前は、作業者が麺棒で飴を木枠に伸ばしていました。

 装置の構成は、飴の入った木枠を回転させるテーブル、飴を馴らすローラ
 が昇降・左右移動する3軸で出来ています。

 各軸はサーボモータを使用し駆動しています。
 装置の制御は、数値制御装置(CNC)を使用していました。 

 NCプログラミング作業でしたので、コンピュータプログラム作成知識の
 無い私にも簡単に制御プログラムの作成作業を行うことが出来ました。


 ■どんなところが難しい?

 飴は熱いうちに作業を終えないと上手く成型出来ないうちに冷えて
 固まってしまいます。 

 生もので繰り返し使用することが出来ない為、社内にて作成した動作制御
 プログラムのテストが行えないので、お客様の作業現場にて実際に運用
 しながらプログラムの作成をしなければなりませんでした。

 最初はうまく木枠内に飴を整形出来ず、はみ出したり偏りすぎたりして
 しまい、その度に作業者の方々に修正していただく状態でした。

 数日間は現場の作業者の方の迷惑になるばかりで役に立たない機械として
 作業者には受け入れてもらえませんでした。

 早く作業者の手助けが出来る機械に仕上げようと日々、作業者の動作を
 観察して作業の動きを真似たプログラムに修正を行い、作業者の方々と
 相談させていただきながら、装置にセットするときの飴の形状を工夫する
 ことで、徐々に均一に飴を成型することが出来るようになっていきました。

 1週間ほどかかりましたが、最終的には作業者の方に喜んで使っていただ
 ける装置に仕上がりました。

 現場作業者の方々と相談し、コミュニケーションを取りながら仕事を進め
 ていくことの大切さを教わった機械でした。
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