いちご農家向け栽培・収穫機器の開発

 いちご農家向け栽培・収穫機器の開発について社長の守本がお伝えします。
 
 3年前の春から次男がいちご栽培を始めたのでその栽培や収穫に必要な
 機器の開発を手掛けています。

 最初に開発したのは選果機です。
 いちごを重さ別に7つに分けてくれる装置です。

 次男が研修を受けた農家で使っていたものでは一人で作業するには不便だ
 というのでその意見をすべて取り入れて設計した装置です。

 その甲斐あって使い勝手の良い装置に仕上がり次男の不満はありません。
 今年で使い始めて3年目になりますが不具合点もほぼ出尽くした感が
 あるのでカタログを作り商品として販売を始めることにしました。

 植え付けや収穫、肥料やりを一緒にすると「こんなものがあるといいな」
 という声を聞くことが折に触れてできます。

 必要は発明の母で、それが開発のヒントになります。
 商品開発の基本はお客様の声を聴くことから始まりますから次男の声は
 一番の声です。


 その声から生まれたのが開発中の次のような機器です。


 (1)粒状肥料定量電動吐出機

  電動ドリルのバッテリーを電源にしてDCモータで羽を回し、スイッチ
  を押せば定量の粒状肥料がでてくるものです。

  3Dプリンタで本体を作り、ペットボトルを逆さにしてホッパー代わり
  に使います。

  機能的には完成したのですが使い勝手の改良が必要で思案中です。


 (2)収穫台車

  いくつか試作をしてベストなのが車いすを改造して作った台車でした。

  ハウスの中の地面は凸凹しているので工場で使うような車輪の径が小さい
  ものだと激しく揺れていちごに傷がついてしまいます。

  なるべく大きな直径の自転車のタイヤがいいのですが両側に軸が出て
  いるのでそのまま2個を左右に組み合わせると幅が広くなり、狭い通路
  を通るのに不便です。

  たどり着いたのが車いすです。幅といい高さといいピッタリでした。
  これに収穫箱を載せる板を渡せばよいのに気が付きました。

  今季始めから使っていますが評判は上々です。
  これも近々商品に加える予定です。


 (3)高設栽培用電動小型耕耘機

  高設栽培とは地上120cm位のところにパイプをわたし、ハンモック
  のようにシートを張りその中に土をいれて栽培する方法です。

  収穫と管理作業を毎日数時間、4か月以上続けるので立ち作業でないと
  とても続けられません。 

  その土を耕す耕耘機です。耕耘爪がVの字型になっており、Uの字型の
  シートを傷つけにくい構造になっています。

  これはまだ試験機ができたところです。 




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