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グリス定量吐出(その2)

小平がグリス定量吐出(その2)についてお伝えします。

 製品の組立作業の補助装置として、部品にグリスを一定量塗布する装置を
 製作しました。

 グリス吐出機器の選定については、昨年6月に記述いたしました。
 http://ts1781.blog.fc2.com/blog-category-56.html


 今回はグリス硬さについて記述します。

 ●グリスとは
 グリスとは、液体の潤滑油に増調剤(脂肪酸の金属塩)と添加剤を加えて
 半固形状態にしたものです。

 潤滑油は、液体の状態で部品に塗っても短時間で流れるか乾燥してしまい
 潤滑不足状態になりますが半固形状態にすることで油を一定期間塗った部位
 に保持させることが可能になります。

 私たちの生活でグリスが使用されている身近なものは、掃除機や洗濯機、
 エアコン等のモーター軸受に使用されています。

 グリスのおかげで長期間メンテナンスフリーで使用できていますね。


 ●グリス硬さについて
 グリスの硬さは、"ちょう度"という単位で決められています。 

 JISでは、000番、00番、0番から6番に9種類に分けられていて数値が
 大きくなる程硬いグリスとなります。
 一般的に機械装置で使用されるグリスは、1番か2番が多いです。


 ●装置の改善点
 私が製作している装置では、グリスちょう度2番を使用することが
 ほとんどですが、同じちょう度でも硬さが大きく違うため硬いグリスを
 使用した後に柔らかいグリスを使用すると目詰まりが発生し均一にグリス
 塗布ができなくなる現象が起きています。

 現状ではグリス硬さの変化に対し対応する問題は解決できていません。
 新規のグリス缶を開封し使用するたびにトラブルが起きないようにする
 方策を検討しています。




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グリス定量吐出機(その1)

 小平がグリス定量吐出機(その1)についてお伝えします。

 製品の組立作業の補助装置として部品にグリスを一定量、塗布を行う装置を
 製作しました。

 グリスを定量吐出する機器は、各メーカーから販売されているので吐出機器
 を一から設計する必要はありませんでしたが、選定を行うのに悩みました。

 市販されている定量吐出機器として下記2種類の方式がありました。

 (A)定量吐出機器内に空間に充填されたグリスを押し出すことで、グリス量を
   制御する方式。

 (B)ポンプで液送される管の弁を開閉する時間を制御する方式。


 それぞれの長所と短所は以下の通りです。

 (A)長所:グリスの粘度が変化しても吐出量の変化量が少ない。
   短所:吐出量の変更が自動で行えない。吐出量の変更幅に制限がある。

 (B)長所:吐出量の変更が自動で行える。弁の開放時間を変更することで
     吐出量が自在に行える。
   短所:グリスの粘度が変化すると吐出量が変化する。 


 どちらの方式も一長一短があり、製作する装置の用途により各方式を選択し
 装置を製作しました。

 この装置を製作するまでは機械を製作するときにベアリングやガイド,
 機械部品にグリスを充填、塗布してきましたが、機械機能以外にグリス粘度
 を気にかけることがありませんでした。

 いままで多くのグリス吐出装置を製作してきましたが、このグリス粘度には
 大変苦労いたしております。

 その話は次回紹介いたします。



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