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専用切削加工機

 村山がアルミブロックの専用切削加工機を紹介します。

 仕事を始めたばかりの頃(1984年ごろ)のテーマですが今ではどんなふ
 うにできるか比べてみました。

 ■どんなテーマ?
 アルミブロックの専用切削加工機

 メインのコントローラの決定について、当時PC9801が発売され数年
 目というときで、汎用工作機は有りましたが価格と大きさでNG。
 PLCもまだI/O制御+α程度でこちらもNG。

 サーボモータよりパルスモータのほうが低価格でたくさん使われていたと
 思います。サーボアンプ等を初め制御機器の全てが大きかった。

 そんな中C言語が注目を集め始めていた頃でお客様の支援も有り8ビット
 CPUを使用しオリジナルボードとの組み合わせでコントローラを製作し
 ました。

 予算や入手性の制約も有りIC等も現在のように高集積の優れたものでは
 無く汎用ロジックIC + 専用ICの組み合わせでした。

 バスおよび形状が規格化されたボードも有りましたが一枚のボードでは機
 能が限定されるため枚数が多くなる欠点が有りました。

 PC9801用のOSとしてはCP/M86またはMS-DOSが有りま
 したが8ビット用ではCP/Mが主流で、もちろんコンパイラーも
 CP/M対応。ハードが揃ったら後はソフト制作とデバックの悪戦苦闘の
 日々が続きます。

 省スペース低価格の条件はいつの時代も同じです、現在ではコントローラ
 の性能が格段によくなっているため複数の選択肢が有ります。PLC,
 パソコンNC,専用コントローラ等のどれを使用しても実現可能です。

 10数軸程度であればモータの同期も含めネットワーク構成が簡素でHMI
 が当たり前の現在ではタッチモニタは必需品。後は動力系と安全面の配慮
 が必要。自動機、工作機械等の安全対策は年々厳しくなっており安易に済
 ませることはできません。

 当時は生産管理も装置単体での管理方法が主流でしたが今ではメンテナン
 スを含め、ネットワークによる集中管理が行なわれるようになり、さらに
 他の装置とのコミュニケーションを取りながら運用する形態になっていま
 す。

 また、よほど特殊品でなければ全て既製品で揃えられるようにもなりまし
 た。制御機器自体も省エネ、小型化が進み制御盤の占有容積も小さく
 できそうです。

 ソフト開発も当時と異なり開発環境が格段によくなっています。ただいく
 ら開発環境がよくなったとはいえソフト開発にはある程度の時間が必要で
 す。
 
 色々なことができるようになった反面、開発時間の短縮要求がかなり厳し
 くなってきています。

 ■どんな所が難しい?
 メカ制御はどんな装置またはユニットでもそうですが最終的な調整(評価
 も含め)にかなり時間がかかります。(新規開発品は特に)

 机上の設計では理論上動作可能な構成を整えるだけで実際の運用に耐えう
 るものに仕上げるためには運用時のフィードバックが非常に大切と感じて
 います。

 手離れの良い(完成度の高い)製品に仕上げることが最も難しいです。

 ■どんな所が面白い?
 初めて経験するやり方で思い通り動作した時や、完成時の達成感も心地よ
 いです。

 反面以下のような緊張感も有ります。
 配線作業が終了し始めて通電するとき配線ミスで高価な制御機器を壊さな
 いか変な動作でメカ体を壊さないか一通りのチェックが済むまではかなり
 ドキドキです。

 ■どんなスキルが必要?
 電気、メカ、ソフト等の基礎知識はもちろんですが実際の装置に触れ試行
 錯誤で動かしてみると解決しなければならない問題点がたくさん見えてき
 ます。一つ一つ解決する力を身につけることが必要と思います。
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