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産業機械の安全

 村山が紹介する産業機械の安全です。

 通常、自動機を製作する場合、要求機能を満たすため機能実現に注力する
 と思いますが検証機(テスト機)は別として既に出来上がった装置に対して
 安全策を施す方法だとコスト面で非常に不利となりえます。

 したがって初期段階から安全を考慮した設計を進めなければなりません。

 安全に対する考え方として故障モードが安全側となるフェイルセーフの
 設計思想を取り入れたり、停止しては重大な事故等が発生する可能性の
 ある場合は安全を確保できる状態まで動作を続けられるようなフォールト
 トレラントの考え方にしたがった設計を心がけてきました。

 国内の安全に対する考え方はオペレータへの安全教育により確保されて
 きたように思います。しかし10数年前から国際規格との整合性を取るよう
 JIS規格も大きく変更されています。

 欧米の安全に対する考え方は『人は間違いを起こす』『機械は壊れる』が
 前提です。


 今後、装置の安全対策としてはリスク査定を行いリスクの評価からリスク
 低減策を考える方法となっていくと思います。
 (この辺の作業が最も難しい)

 リスクの評価については指標化されたカテゴリーまたはパフォーマンス
 レベル等の分けかたもなされています。

 また客先からの要求に答えなければならない場合もあると思いますが、
 ただむやみに安全策を施してもコスト面との兼ね合いで実現できなく
 なってしまいます。


 要求機能を満たすのはもちろんですがカバー、柵等の物理的な保護および
 人間工学に基ずく形状設計は基本として考慮されなければなりません。
 メカ体だけでなく操作スイッチ、表示器等装置全体を見なければなりませ
 ん。


 EMC(電磁波の発生強度、耐性強度等の規制)に関しても一部法律で規制
 されているため特に輸出機器では対応が必須となります。
 国内で余り重視されないのが個人的には気になります。


 パワーの発生源(危険源)となるモータ等に関してはハード、ソフト的に
 規格化された機器の使用および回路構成が推奨されます。
 また分野別安全規格も存在するのでそれに従うことも重要です。


 装置の安全対策に加え、装置内の稼働状態をデータとして取得し故障の
 事前予測を行うことも既に実施されています。

 具体的な方策は個々の装置で検証が必要です。
 
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