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PLCプログラムの推移

 PLCプログラムの推移について村山がお伝えします。

 産業用自動機のコントローラとしてPLCの使用率はかなりの割合を持って
 います。

 PC上で動作するC、C++言語等に代表されるテキストベースソフトの開発
 環境がPCの普及により飛躍的に整ったのと異なり、PLCソフトの開発環境は
 徐々に良くなっているとはいえ、まだまだPCの開発環境に比べ劣っています。

 主流のラダー言語はリレーシーケンスの代替えに発展してきましたが制御
 自体が複雑化するにつれ専用の高機能命令の追加等で対応がなされてきま
 した。

 場合によっては過去に見られたラダー接点が一つも存在しないソフトも有り
 ます。
 これは既にラダーではなく別物です。

 そんな中、欧州を中心プログラミング言語の統一、標準化により利便性を
 上げようとIECによる規格策定が行われ、IEC 61131-3(JIS B 3503)が誕生
 しています。
 使用言語、内部構成等をまとめたソフト仕様になっています。

 使用言語については規格上「4言語+1要素」となっており、数回の改定に
 より近年ではC++等の言語と同様なクラスやメソッド等のオブジェクト指向
 の概念を一部取り入れています。

 ただ、この機能の恩恵を受けるのは国外メーカ数社で国内メーカではほとん
 どありません。
 高度かつ複雑な制御では恩恵を受けることと思いますが現時点では価格等の
 問題もあります。

 ラダー以外の新しい概念のもとに作成されたソフトも余り見かけません。
 複雑な制御もラダー + 高機能命令で対応しているのがほとんどではないで
 しょうか。結果、可読性がない状態です。

 規格自体を新規作成の標準書として利用することは非常に有意義だと思う
 のですが既設の現場では保守(機器交換、仕様変更等)や、過去の資産流用は
 現状同一メーカまたは一部の機器以外ほぼ不可能な状況です。

 他メーカ間のデータ流用(移植、再利用等)も現段階で実現できるものが
 ほとんどありません。
 まだまた発展途上の段階です。

 ちなみに国内公共事業で使用するPLCやEU圏内へ輸出するPLCはIEC 61131
 準拠となっています。





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